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吉田智則
ヨシダ トモノリ
俳優/声優/ナレーター/自転車旅人。東京都生まれ。
時には声優、ある時は舞台俳優
またある時はDJ、ナレーター、 はたまたボイスティーチャー、演劇講師と様々な顔を持つが、その実態は自称猯洪有瓩亮転車オタク。 自宅に5台ものロードバイク、MTB、ピスト、アレックスモールトンを抱え、 今日も爛汽廛薀ぅ梱瓩魑瓩瓠都内を疾走する(失踪ともいう)。

アニメ◇『弱虫ペダル』
ドラマ◇『ER 緊急救命室』
MC◇『NHK衛星アニメ劇場』
アニメ◇『陰陽大戦記』
実況◇『Jsportsサイクルロードレース』
ナレーション◇
『自転車動画シクロチャンネル』

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卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。


元気してますか? 風邪ひいてませんか?

あっという間に3月も後半。
卒業のシーズンですね。

先日のこのブログで、被災地の宮古市で卒業式を開催した
中学校のコトを書きました。
被災地で決行された卒業式での感動的なコトバ。

東京近辺でも、卒業式が中止になっている学校もあります。
ボクの大学の付属高校も中止になったそうです。
でも、その卒業式ができなかった3年生への、
校長先生のコトバに熱くなりました。
ご紹介します。

埼玉県 立教新座高校の校長先生のメッセージ。


『卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。』
(抜粋)

誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。
大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。


池袋行きの電車に乗ったとしよう。
諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、
君は途中下車して海に行けるのだ。
高校時代、そんなことは許されていない。
働いてもそんなことは出来ない。
家庭を持ってもそんなことは出来ない。

「今日ひとりで海を見てきたよ。」

そんなことを私は妻や子供の前で言えない。
大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。


悲惨な現実を前にしても云おう。
波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。
荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。

海を見つめ。大海に出よ。
嵐にたけり狂っていても海に出よ。

海

真っ正直に生きよ。
くそまじめな男になれ。
一途な男になれ。
貧しさを恐れるな。
男たちよ。船出の時が来たのだ。
思い出に沈殿するな。未来に向かえ。
別れのカウントダウンが始まった。
忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。

鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。
愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。


卒業して大学へ、社会へ、そして震災という現実に立ち向かう
若者への励ましの言葉が、強く静かに、かつ格調高く綴られています。

この祝辞に心揺さぶられます。涙が出ます。


愛される存在から愛する存在に変われ。


このメッセージを書いた渡辺憲司先生、ボクも大学生の頃、
授業を受けたことがありました。
日本文学の先生で、江戸時代の遊郭の研究をしていて、
二日酔いですぐ休講になる、とんでもない先生でした(笑)
でもボクは好きでした。

きっと今年の卒業生は、震災の惨状と中止になった卒業式の
記憶と共に、この真実の言葉が胸に刻まれたはずです。
その本当の意味は後に分かるのだとしても。

卒業式を中止して、真実の言葉を送るという選択。


悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためである。


どんな選択をしようと、その選択をどう糧にするのか。
結局、この空前の難局の前で、ボクたちひとりひとりの
人間の生き様が問われているんだ。


ぜひ全文を。

http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

| Diary | 19:45 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
感動しました。
この高校だけじゃなく、日本中の卒業生に送りたいメッセージですね。
| 由佳 | 2011/03/22 8:32 PM |
 今晩は、吉田さん。

 私の母校もミッションスクールでしたので、聖書の言葉が
何だか懐かしく感じました。毎朝、礼拝の時間があり、歌った
賛美歌や校長先生から貰った言葉は時々思い出されます。
全部を覚えているわけでは有りませんが、今でも
印象的な言葉は覚えています。
 
 思いが込められている言葉は温かいですね。
 
| あさりん | 2011/03/22 9:52 PM |
素敵なメッセージですね。
私自身は、式典などは好きではないし、
必要もないと思っているタイプなので、
逆にこういう心に残るメッセージを
小さなカードに印刷していただいた方が、
また後で思い出して読むこともできるし、
またその時点で再スタートができるような気がして、
一生涯残るような気がします。
何だか今の式典は、親のファッションショー、
子どもたちもその時は感動するかもしれないけれど、
きっとすぐに忘れてしまうんじゃないかなあ。
| 満里奈 | 2011/03/22 10:40 PM |
本当に自分自身が勇気付けられました。
全国の卒業する高校生に読んでほしいと思いますが、この言葉の重みは、大人にならないとわからないでしょうね。
そんなことが、きっとわかっていながら、こういう文章を書いてしまう、この先生、大好きです。

| カナ☆ | 2011/03/22 10:44 PM |
おはようございます。
私も読んで感動しました。

あらゆる困難に立ち向かえる勇気が
沸き立ってくるよう。

自己を冷静い見つめ、時に孤独を直視し、
現実を真摯に捉え立ち向かい、困難を乗り越えよう。
そして愛される存在から愛する存在に変わろう。

誰がどう思い何と言おうと臆することなく、
未来に向かって真っ正直に生きよう。。

学生時代、本当の自由が何なのか分からず、
もがき苦しんでいた自分を思い出しました。
でも、今になってやっとその答えが
見つかった気がします。

尊敬すべき師の言葉、人間としての糧になりますね。

吉田さん、教えてくださって、ありがとうございます。
| MIHO | 2011/03/23 7:50 AM |
ひとりの人間として、魂のこもった言葉です。
若者に限らず、かみ締めて生きていきたいと強く響きました。
| 十六夜にっき | 2011/03/23 8:01 AM |
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