PROFILE
吉田智則
ヨシダ トモノリ
俳優/声優/ナレーター/自転車旅人。東京都生まれ。
時には声優、ある時は舞台俳優
またある時はDJ、ナレーター、 はたまたボイスティーチャー、演劇講師と様々な顔を持つが、その実態は自称猯洪有瓩亮転車オタク。 自宅に5台ものロードバイク、MTB、ピスト、アレックスモールトンを抱え、 今日も爛汽廛薀ぅ梱瓩魑瓩瓠都内を疾走する(失踪ともいう)。

アニメ◇『弱虫ペダル』
ドラマ◇『ER 緊急救命室』
MC◇『NHK衛星アニメ劇場』
アニメ◇『陰陽大戦記』
実況◇『Jsportsサイクルロードレース』
ナレーション◇
『自転車動画シクロチャンネル』

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吉田智則の代役な日々☆

いやー秋まっさかりですね。お元気してますか?

今年の劇団あかぺら倶楽部は秋の公演がなく、劇団員みな好き勝手に…
いやいや、ソロ活動をガンバっているようです。
そんな秋。ボクはといえば、今年3本目の商業演劇、外部の舞台スタッフでテンテコ舞っておりました。
今回の舞台ははパルコ劇場40周年記念の作品。

チラシ☆

パルコ劇場40周年記念
パルコ・プロデュース公演
 
『ロスト・イン・ヨンカーズ』

コメディの王様、ニール・サイモンのピューリッツアー賞に輝く珠玉の傑作を、
なんと三谷幸喜さんが演出するという夢のような公演。

三谷さんと言えば、ニール・サイモンの大ファンというのは有名な話。
ご自分の劇団もサイモンの『サンシャイン・ボーイズ』という戯曲にちなんで
“東京サンシャインボーイズ” と名付けたくらい、彼をリスペクトしているんです。
しかし、だからこそ今まで決してサイモン作品を演出してこなかったといいます。
好きすぎるから手を出さなかった封印を解き、ニール・サイモンに初めて挑む!

企画を聞いてもーワクワクしました。
ちなみにボクはキャストではなく(笑)演出部スタッフとしての参加だったのですが、
そんなことはカンケーない!
とにかくこの舞台作りにぜひ参加したくて、即OK! していました。

3時間の大作の稽古期間は1ヶ月弱。
中谷美紀さん、松岡昌宏さん、草笛光子さんはじめ、すばらしいキャストのみなさんの稽古は、
空前の衝撃でした。
当初ボクの仕事は、「忙しい松岡さんの代役もやって欲しい」ということ。

ボクが注目していたのはモチロン三谷幸喜さんの演出です。
もちろん、その人間観察力から繰り出される演出はすばらしいんですが、
そんな三谷さん、ときどきとんでもない無茶振りをします。
急遽、明日の稽古を中谷さんが欠席することになったある日のこと。。。
ボクにススッと近づいてきて、、、

「吉田さん、明日、中谷さんの代役、演ってください」

「(えっ!…←ちょっと動揺してる)はい! ガンバリマス」

「あ、中谷美紀さんを演るんですから、“それなりの” 格好でお願いしますね」

「は、はい…」

…… それなりのって、なにーーーー????

一晩、悩みましたよ、台詞も覚えましたよ。
そしてボクが考えた “それなりの格好” が…

スカート!

そう、コレが “それなり”。
華麗な中谷さんに少しでも近づこうと、近くの洋品店でスカート買って履きました。
1980円… 2480円の方がもっと可愛かったんですが、500円ケチりました、はい。

そしてその日の稽古……
中谷さんの登場シーンまで裏で隠れていたボクは、直前にスカート履いて、
ドアを開けて登場しました。

三谷さんの爆笑を確認した後のことはあんまり覚えてません(笑)
中谷さんの代役はボロボロでしたが、まぁいいんです。笑ってもらえて。
これがホントの本末転倒といいます。

ダメ出しの最後に、三谷さんが言いました。

「あ、吉田さんのベラ(←中谷さんの役名)、とても素晴らしかったです。ただ一つだけ。
吉田さん本人が思っているより、そうとう気持ち悪いということはお伝えしておきます」

((+_+))。。。。。

こんな無茶振りは日常茶飯事で、稽古中は常にある種の緊張感がっ!
いつなんどき、無茶振りされるか分からないっ!うかうかしていられないっ(笑)

結局、ボクはほぼ全キャストの代役を演じ、台詞を覚えました。
憧れだった元 第三舞台の看板女優、長野里美さんの代役なんて、どーすりゃいいんだ、いやマジで…。

でも何とかかんとかやりまして、結果的にほとんどの役の台詞を覚えてしまったボクに、
三谷さんのさらなる無茶振りが。

「吉田さんに全役やってもらって、“1人ヨンカ―ズ” やりましょう」

「マジっすか? いいですけど、演出はもちろん三谷さんですよね?」

「いや、演出も1人で、そして休演日に1人でパルコ劇場で」

……(ToT)/~~~

もう完全にイジられている稽古場の新人状態です。
まぁそんな中年の新人吉田ですが、うれしい出来事もありました。
稽古の行き帰りの電車内で、ボクは三谷さん著の小説『清須会議』を読んでいたんです。

清須会議

いよいよ初日の劇場で、三谷さんに呼び止められました。

「あ、吉田さん、ちょっと」

「はい、なんですか?」

「ボクの本、持ってましたよね?」

「あ、はい」

三谷さんサイン!

独特な味のある文字で、カキカキとサインしてくれました。
ボクの名前を何も見ずにソラで書いてくれたこと、すごく、嬉しかった。

三谷さんは、人をイジるのが好きとか、無茶振りが好きなのではなくて、
ペーソスあふれる驚きと、ウイットに富んだサプライズを大切にしている人なんですね。

三谷さん

舞台裏に貼ってある写真…コレだもん(笑)
まぁそんな、気の抜けない稽古場でしたが、笑いと緊張感にあふれた毎日。
本当に刺激的な現場を経験できて、幸せな日々でした。

初日客席

初日、不覚にも泣いてしまった。

本番1

本番2

やっぱり舞台の稽古現場、真剣勝負なピリりっとした空気は良いものですね。
・・・・・今はホッとしながら、とても寂しい気分です。

ロスト・イン・ヨンカ―ズは、今、地方公演の真っ最中。
きっとみなさん、ガンバっていることと思います。

最終公演は12月の神奈川芸術劇場。
来月、あのカーニッツ家のみなさんに会いに行こう、そう思ってマス☆

大入り袋

| PLAY | 06:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
素敵な仲間たち

芳一の仲間 


耳なし芳一、打ち上げにて。

みんなの素敵な笑顔が、ツラかったけど充実した日々を物語っているように思います。
またみんなで芝居がしたいね、再演、ニューヨーク公演をやろう!(笑) と誓って別れました☆


再演、あるといいなぁ。





| PLAY | 05:45 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
耳なし芳一

本当に‥‥おひさしぶりな吉田です。ゴメンなさいっ!
ツイッターに‥‥ツイッターに負けました‥‥

ご無沙汰してました。お元気でしたか?
あまりにも久しぶりすぎて、何を書いていいのか分からない‥‥
ブログって、どう書くんだっけ???

それにしても、もう2013年もGW間近だなんて信じられない。
マジか? ついこの前、今年の手帳買った気がする‥‥

まぁ、そんなこんなで、生きておりました。けっこう元気に。

今年の冬おきたことは、気が向いたらゆっくり振り返るとして、
今、ボクは、あかぺら倶楽部6月の本公演に向けての稽古が始まったばかりでございます。

そんな春。ちょっと前のこと。
先週まで、ある舞台にテンテコ舞っておりました。
神奈川芸術劇場、通称KAAT(カート)で上演された作品。

耳なし芳一

NIPPON文学シリーズ第3弾 『耳なし芳一』

演出はあの、違いが分かるオトコ、宮本亜門さん。
KAATの芸術監督でもある亜門さんが、ミュージカルではなく、いにしえの日本と、小泉八雲の描く文学に挑みました。

あの… とりあえず、今回も演出部スタッフとしての参加だったのですが、気が付いたら、稽古場で演じてました(笑)

稽古風景

なんかすごいでしょ?
今回はこういった、“人形” 稽古場では「パペット」と言われていましたが、
重要な役割を演じるのです。

パペット

これは小っちゃいほうの人形。
これを安部なつみさんの他、あの麿赤児さん率いる舞踏集団、大駱駝艦のみなさんが操るんです。

人形遣い

みんな、人形を動かすなんて初めての経験の中、試行錯誤しながらの稽古でした。

パペット

これは本番用のパペットたち。

そしてKAATの客席。スゴイっ!!!

KAAT

そんなこんなで、ボクはといえば、こんなカッコもしてたりして…

麻呂じゃ

麻呂じゃ! 神奈川芸術劇場で、我と握手せむ!

いとおかしー

はっきり言って、動きにくきこと、いとはなはだし。

さてこの装束、どんな風に舞台上に登場したかというとぉ!

本番はこんな感じ

吉田6人!!!!!!
いとおかし(笑)
 
本番

本番は、古き物語のなかに、最新の映像や音楽、デジタル技術の粋を集めた表現にアナログな手法、漆黒の闇と光、実体と幻の融合する、今、現在の日本の演劇が表現できる超最先端で超刺激的な空間が出現していました。

いや〜、ホントにすごかった。。。

有名なシーン

今回のカンパニーは本当にみんな仲が良くて、たった1ヵ月半しか一緒に過ごしていないのに、劇場ではもうある意味家族のようになっていました。

それはきっと、みんなが本当に真摯に誠実に、芝居作りに取り組んだから生まれた信頼関係なんだと思うし、そういうモノづくりの雰囲気を率先して作ってくれた亜門さんの人間性によるところが大きいと思っています。
山本裕典くん、安部なつみさん、橋本淳くん、その他、益岡徹さんなどなど、本当に素敵な俳優ばかりです。みんな大好き☆

また、集まりたい、そんな芳一でした。



| PLAY | 23:54 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
NOISES OFF


すでに夏バテ気味の吉田です。

ってか夏なんでしょうか? もう夏??
天気的には、夏だよね?
あ、夏至過ぎたんだ、じゃ夏か。

暑い‥‥

夏バテだと言ったのは、暑すぎて暑すぎて、
すでにあっさりしたモノが食べたくて、
お刺身やらソーメンばかり食べているため。
今日の朝はザルうどんでした。

爛競襪Δ匹鶚瓩鉢牘邏鯑澂瓩辰道てるな‥‥

そんなこんなでクーラーデビューした吉田です。

すいません、暑さでどーかしてるんです。
さて今日、涼しい部屋で支度して、向かったのはー!

NOISES OFF

先日お会いした、小田島恒志さんが翻訳したお芝居。
『NOISES OFF』、観てきました in 池袋あうるすぽっと。

爛離ぅ璽 オフ瓩辰篤匹澆泙后


「ナッシング・オン」という舞台の本番初日を明日に控え、
深夜にまで及ぶ通し稽古。
圧倒的な稽古不足のため、俳優達は未だに最後まで通していない。

つかめない段取り、スタッフは連日の徹夜で立っているのもやっと。

一癖も二癖もある役者たち、それに負けず劣らずクセのある演出家。
いら立ちと疲労感が入り交じった舞台上。
無事に初日を迎える事が出来るのか? 


‥‥というドタバタコメディのバックステージものです。

いやー面白かった!
久しぶりに舞台を観て声を出して笑いました。

小田島さんが「あかぺらとかでもやれば?」
と言った意味がちょっと判る気がした。

圧倒的な稽古量と、アンサンブル。それが必要。
ドタバタだけど、いや、ドタバタだからこその計算され尽くされた、
演技&演出プラン。

いつか、あかぺら、やるなきっと(笑)

イワシサンド 

あ、劇中、なんども爐い錣鍬瓩アイテムとして出てくるんだけど、
劇場ロビーでは爐い錣轡汽鵐畢瓩食べられたりして(笑)

そんなジョーク感もすごくオシャレ。
ついつい乗せられて食べてしまいました。
ガブリ、そして美味い!

舞台はON瓩茲雖OFF瓩面白い。

オススメです、マジで。



シーエーティプロデュース
『NOISES OFF/ノイゼス オフ』

6月9日(木)〜 6月26日(日)

作 マイケル・フレイン
翻訳:小田島恒志
演出:千葉哲也

【出演】
佐藤オリエ/千葉哲也
チョウソンハ/山口馬木也
月船さらら/入野自由
小林夏子/藤木孝
ほか

【料金】
全席指定
一般 5,900円
としま未来友の会:5,400円

【お問い合せ】
チケットスペース
03-3234-9999

| PLAY | 01:02 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
ロング・ロスト・フレンド

うぉぉぉぉ!!!!

目ん玉とり出して水洗いしてーーーー!!!

‥‥すいません、取り乱しました。
それくらい粉にヤラレテマス‥‥Y(>_<、)Y

そんな今日は夜からフリー♪
さっそく完全防備で電車に乗り込む。

下北沢駅

下北沢、ざわざわ、ざわわ、ざわわ。
18時25分。

ちょっと小腹が空いたな。

ビッグマック!

駅前のマックでビッグマック、200円。
うわっ! もうすぐ待ち合わせ時間っ!?
急いでカウンターで立ち喰い。パクパク、ばくばく。

マックから出ると‥‥

永松くん参上

永松Q参上。いつもクール&ビューティな彼(笑)
さて、向かいますか!

本多劇場

本多劇場。
1982年開場。東京の小劇場演劇の中心的存在のココ。

上田ひろ

待ち合わせしたもう一人はすでに劇場にいた。
今日は観劇でございます。

西荻の会
『ロング・ロスト・フレンド』

西荻の会公演

西荻の会ってのは、伊東四朗さんや角野卓造さん、松金よね子さん、
佐藤B作さんなどの俳優仲間が西荻窪あたりで飲み会をして語らう会
らしい。

その飲み会メンバーで「芝居しちゃいました」的な舞台。

ゆるい、この豪華キャストなのに、いや、この人たちゆえにゆる〜い(笑)
スゴクいい意味でね♪
あの年代の俳優だからこそ、そして飲み仲間だからこその、ほのぼのとした、
とっても素敵なコメディに仕上がっていました。

あとボクが気に入ったのはタイトル。

爛蹈鵐亜Ε蹈好函Ε侫譽鵐畢瓩辰討いΔ里蓮▲ーペンターズの
「イエスタディ・ワンス・モア」の歌詞の一節。
長いあいだ音信不通だった友達、って意味。
芝居の内容にも合っているし、何より、そのコトバだけで、
いろいろなストーリーが生まれそうな奥行きのあるコトバ
な気がする。

伊東四郎さん‥‥なんであんなに間がもつんだろ?
すごいよねぇ〜。

午後9時。
ステキな舞台で満足したオトコ3人はシモキタをそぞろ歩き。
そしてボクのお気に入りのお店にイン。

お好み焼き屋にて

すっかりくつろいでいる男子会が始まりました。

広島人

ってか、最近しょっちゅう一緒にいるぞ、このメンバー。
付き合ってんのか?ってくらい(笑)

付き合ってません。いくら永松Qの肌がスベスベでも嫌です。

午後10時。お腹がへったところでお待ちかねの〜〜!


カキのお好み焼き!

どーん!!!
広島お好み焼き。

今日は冬らしく、牡蠣をのせたスペシャル。

広島人のヒロはどうだったんだろ?
ちょっとオシャレすぎかな?ココは?

でもうまいんだ、これが。

う〜ん、シモキタで芝居観て、オトコだけでお好み焼き。
てっぱんコースだね。


鉄板だけに。

 

| PLAY | 02:56 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
晩秋

なんか用か? 九日、十日。

久しぶりのオヤジギャグ始まりな吉田です。
芸術の秋、堪能してますか〜?

今日のボクは、ココ。

のぼりズラリ!

すごいよねー。こののぼり旗。
観劇好きなボクもなかなか足を踏み入れない領域です。

そう! 今日は……

晩秋

明治座 11月公演 『晩秋』

いわゆる世間で言うところの狆Χ髪薹爿瓩辰討笋弔任后
チケット代金などのモロモロで(笑)、普段はあまり観れない観ないのですが、
なんと!!! ご招待いただいたので、喜び勇んで朝からちょっとオシャレして行ってまいりました〜!

場所は、日本橋浜町の明治座。
近くには大好きな人形町もあって下町っぽさが満点な街です。

人形町の甘酒横町でお弁当とお茶を買い込んで、今日は15分前には劇場入りしました。
ほぼ満席。そしてお客さんの年齢層が高いこと高いこと!
たぶん1000人以上いるお客さんで、ボクが場内最年少グループなかんじ(笑)

ボクが座った席は高価なA席(12600円!!←払っておりませぬが…)。
これだけ人がいるなんてとても不景気には思えませんな〜(^_^;)

お昼の12時開演。さすが観客層に合わせて早いっ!

お芝居はボクが大好きなマキノノゾミさん作、演出で、
主演は坂東三津五郎さん、八千草薫さん。
そして今回の目玉は、国民栄誉賞受賞の記念出演となる森光子さん!
豪華なキャスティングだよねー。

猗媾瓩箸いΕ織ぅ肇襪らある程度予想できますが、猩靴き瓩鬟董璽泙砲靴拭▲泪ノさんらしい人間に対する優しいまなざしに溢れた舞台。

まぁ正直、ボクのような世代が観るためのお芝居ではないのかもしれません。
でもいろんな意味で観てよかった。

八千草薫さんのセリフまわしや雰囲気がなんとも言えず優しくて、しっくりしていて、素敵だな〜と見とれてしまいました。本当にみとれてしまったんです。79歳の女優さんにです(笑)。
それくらい素晴らしい女優さんだなと思いました。
『岸辺のアルバム』、もう一度見たくなりました。

ボクはどうしてもいつまでも猗十助瓩噺世辰討靴泙三津五郎さんも、当たり前ですがとてもシッカリしたお芝居で秀逸でした(^^)

そしてここからがスゴイです。
このお芝居、30分の休憩を2回(!?)はさんだ三幕ものなんですが、
一幕の終盤、すでに開幕から1時間が過ぎた頃のこと。

突然、舞台の床、奈落が開いてググーッと競りあがってきたのが、




振袖姿の森光子。




三津五郎さんのお母さんが終戦直後、進駐軍のクラブでジャズ歌手をしていた、という設定なんですが、ミラーボールがギラギラと回るなか、米軍兵を数十人はべらせながら♪センチメンタルジャーニー♪を英語でギリギリ歌いきると(^_^;)


場内大拍手!!!!!


……そして一幕終了。

あービックリした。

さてさて、30分の休憩で楽しみだったのが、爐弁当
普段、ボクたちが公演する劇場は基本劇場内での飲食禁止ですが、こういう劇場の公演は大丈夫なんです。というわけで、本当の「幕の内弁当」を。

お弁当

食堂などもありますが、ここはあえて客席で。

デザート求めてロビーにでると、そこはもう大変なことにっ!

お団子やアイスクリームの軽食はもちろん、お土産物屋はあるわ、洋服のセールなんかもしていて、ホントもう異次元の社交空間です。
ってか、洋服って劇場で買うものなの???(笑)
ご年配のおばあちゃんたちは、こういう楽しみ方をしているんだねー。

ボクはフラフラと団子を買って、席に戻る前にカウンターでビールを立ち飲み。
すると、まわりでおばあちゃんたちの狃子トーク瓩炸裂してます。


三津五郎って意外と背〜低いのね。歌舞伎だと大きく見えるけどさ〜。



森光子、あの年にしては元気よね〜、歌も歌うなんてさ〜。


やっぱり今の内に見ておかないとねー。




痴呆とか医療ミスとかって、他人事じゃないわ〜!
↑そういうストーリーなんです


もう爆笑寸前。
正直、このカウンターの方が芝居自体より面白いかも(笑)
とどまるところを知らないトークにピクピクしながら席に戻ります。

団子

デザートのみたらし団子。

で! 森光子さん。

歌だけでもう出ないの!? 
とドキドキだったんですが、三幕の最後にも非常に重要な役で登場しました。
いろんな意味でハラハラドキドキな感じでしたが、素晴らしかった!

森さんの人を食ったようなお芝居に観客みんながドキドキワクワクして、大笑いしてる。お芝居しているんだかもう判らないセリフの中にいろんなモノが滲んでる。

そこに、ただその人がいるという境地に行き着けた俳優。

89歳、なかなかできることじゃない。

マキノノゾミさんの脚本も、演出も、そのことを良く分かっていて、共演の大御所な俳優さんたちも、森さんのコトを一番に思っていて、お客さんも森さんが猊饌罎卜っている瓩修里海箸鯀把召亡遒鵑任い襦

カーテンコールで、ちょっとだけ泣きそうになったのは、そんな幸せな状況に自分が立ち会えてる嬉しさと、老俳優の狎犬ざま瓩見えたから。

幕間のロビーのおばあちゃんたちや、出演の森さんや八千草さん。
猩靴い覘瓩海箸辰董△箸く良くないイメージで語られることが多いけど、今日はそんな猩靴い伸畤佑燭舛法元気をもらった。

ご招待ありがとね。観れて良かった。

ほうじ茶ソフト

帰りがけには、甘酒横町で、「ほうじ茶ソフト」を買い食い。
ウマいっ!!!!

| PLAY | 22:38 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
文化的ないちにち?
カフェでノラ・ジョーンズを聴きながら読書withカプチーノ。

うん、ひとりで時間をつぶすのもいいもんだ。

で、およそ1時間……


さぶっ!!

劇場の目の前のカフェだからって、ギリギリまで居すぎた……。
 
目の前

だってココだもん。19時30分開演なのに、20分までノンビリしてました……。
劇場の受付スタッフ泣かせな客です、ハイ。
みなさんはマネしないようにね(汗)遅くても10分前には入りましょう。

さてさて、今日の目的はこれっ。

KAKUTA〜甘い丘
KAKUTA 第20回公演 『甘い丘』

久しぶりに観るKAKUTA。

同年代の群像劇、という作家桑原裕子の得意技からは少し背伸びした路線。
でもそれは10年、20回公演を重ねて飛び出せた境地なのかも知れません。
ブレが少なくて、というかブレてることをブレてると分かっている安定があって強いなぁ…と感心して観ました。

そして、いい舞台だったからこそ、考えさせられたことがありました。
最近の舞台などを観て思うことがひとつあるんです。

良い芝居は、いや、優れた芸術は、すべて人間への賛歌であるというのがボクの持論です。

だからこそ思うことがひとつ。
人間には光かがやく素晴らしい可能性もあれば薄汚く猥雑な陰の部分もあって、その人間を描くのに陰の部分を描くことで光を描くという手法は時としてアリだなと思います。
ただ、最近のハヤリなのか、その陰の部分をよりディープに、衝撃的に描くことを、創り手側も、受けて側も無意識に求めているような気もしています。

その気持ちは分かるんです。

だけど、露悪的なものを通してだけで、美しいものやいとおしいものが見えてくる手法しかないのかな? とちょっと疑問になるのです。

創り手側がそんなことだけに気をとられていると、爛ワドイ合戦甅爛┘セントリックな設定合戦瓩任澆鵑壁坿蕎匹砲覆辰討い。

10年以上前に流行った、「激辛ブーム」とおんなじです。
10倍カレーの辛さで驚かれていた頃は良かった。10倍がが20倍になり、50倍になったかと思えばいつの間にか100倍……。
もう辛い…というか痛いだけで、「カレーを食べている」ことすら、「辛さ」が何なのかすら分からなくなる。

そろそろそんな、ある意味爐手軽な畆衙,芭泙鰺兇Ψ秧疋妊ナーはお腹いっぱいです。

ボクは、お汁粉に少しだけ塩が入っている、そんな甘さも大切だと思うんです。
そんな絶妙な味付けにこだわるのが芸術なんじゃないかと思います。

甘いのかな?(笑)

あ、この『甘い丘』を言ってるわけじゃないですよ!!
この作品を観て、最近の演劇をなんとなく考えさせられたんです。

それくらいとてもいい舞台でした。
 
満足じゃ!


お〜なんか文化的じゃね?(笑)

いいなぁ〜、トラム。
| PLAY | 22:40 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
劇場へ
文化の日に文化的に過ごせなかったボク。

まぁ日々、文化的な生活を送っていれば良いわけですが……そういうワケにもいかず…(笑)

さて、今日なにをするかというと……

文化的に過ごそう〜!!!(気合い十分!)

をココロに決めた1日。さてさてどうなる?

世田谷線

まずは三軒茶屋へ。
これは東京じゃめずらしい2両編成の世田谷線。
渋谷駅には昔のカワイイ緑色の車両が置いてありますね。

目的地はココ。

シアタートラム

シアタートラム。
大好きな劇場です。
去年、演劇企画CRANQでプロデュース公演をやったとき、最後までココで公演するか悩んでいた、そんな劇場。
街の雰囲気と劇場の立地、設計、まわりのお店など、かなり理想的。
ってか今日来てみて思った。

爛灰海任笋蠅穃匹った(笑)

次回はぜひトラムで。

ちょっと早く着きすぎたみたい。

う〜ん。

カフェにて 

カフェで時間をつぶそかな。
まだそんなに寒くないから、オープンエアで。
ノラ・ジョーンズでも聴きながら、カプチーノ。

……あと1時間かぁ……



…ちょっと寒いかも?
| PLAY | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
強烈なる青春?

今日は久しぶりに厳しい意見になってしまうかも?

舞台『真田風雲録』を観ました。

福田善之の戯曲を蜷川幸雄が演出。
演じるのは、さいたまネクスト・シアター。
蜷川幸雄さんがオーディションで選んだ若い無名の俳優たちのカンパニーの第一回公演だそうです。

この『真田風雲録』、そもそもは安保闘争直後の1962年に初演された伝説の舞台。
物語は江戸時代初期。大阪冬の陣、夏の陣において、徳川と敵対した豊臣方に集結した「真田十勇士」の活躍を描いています。
この作品が伝説と言われる理由のひとつには、作中に描かれる真田十勇士の英雄的な、しかし絶望的な戦いが、当時の安保闘争を戦う学生たちの現実と二重写しになる時代性にあるようです。

ボクはこの古典的な舞台を観るのは初めてでした。
でも、すごく観たいと思っていた作品。
それは今年2月に出演した舞台『風のクロニクル』の稽古中、演出の越光照文さんが、何度となくこの真田風雲録の話をしていたからです。『風のクロニクル』でボクが演じた狄村瓩箸い青年と、この『真田風雲録』の主人公、牘酥佐助瓩鮟鼎郵腓錣擦娠杆さんの演出家としてのダメだしの言葉がとても印象的でした。
越光さんはこんなことも言っていました。『風のクロニクル』の作者、桐山襲は、戯曲化にあたり、『真田風雲録』にかなり影響を受けたというのです。そのときの越光さんの思い入れタップリの、あまりにも情熱的な語りのおかげで、今回実際に本番を観る前に、ボクはもうほとんど観たような気分になっていたくらい(笑)。

真田風雲録 

観た感想としては、爐覆鵑足りね〜(笑)。
ヒトの舞台を観てすごい厳しい意見かもしれないけど、なんか足りなかったです、
ボクには。
ちなみにこの先はネタばれあります。観ようと思っているひとは読まないでね。

この芝居の初演時の60年安保とか、それにまつわる思想の葛藤や議論は、今ではその時代のこととして限定されてしまって、現在上演する作品としての真田風雲録とは不幸にして繋がらないわけですが、ポップな時代劇として、現代の若いエネルギーの発露の機会として蜷川さんは演出していたように思いました。

まず出色なのは、舞台上には1.7トンの泥んこ(本物の泥!)が敷き詰められていること。
俳優たちはその泥んこの上で合戦を繰り広げるのです。

演じる俳優たちは大変です。かなり過酷な舞台だと思います。
泥の舞台を縦横に走り回り、転げ、激昂しながら殺し合いを演じる、その足元は泥だらけなのです。
顔は汚れ、衣裳は重くなり、足が取られ、滑り、自由に動くことができないに違いありません。体力の消耗も計り知れない。客席にまで泥のかたまりが飛んでくるんですから。

しかし、それこそが蜷川さんの狙いなのだと思いました。
まさに狹イさい甕薺擦魑瓩瓩討い襪鵑世覆辰董
無名の役者が極限まで追いつめられたその先に、それでも湧き上がるかすかな情熱やエネルギーに、それこそ駆り立てられて立ち上がってくる狄薪追雲録瓩離疋薀泙箸靴討寮いがあるはず。
蜷川さんが観客に見せたかったものは、そんな犇妨造寮茲謀瑤覺望の明かり瓩世辰燭里世隼廚い泙后それは若く無名の俳優たちのハングリーな情熱を浮き彫りにするだろうし、そのまま彼らの未来を照らす明かりになるはず。

そんな演出家の想いやこの作品の上演意図、カンパニーの存在意義は十分に分かります。
う〜ん、でも…。
登場する真田十勇士。
とても魅力的なキャラクターです、作中の立ち位置や扱われ方的には。

なのに、あまりそれが伝わってこないのが残念でした。
激烈な生き様がこちらに響いてこない。
ナゼなんだろう??
みんな疲れているのかな?
ただ、叫んでるだけ、自分の言葉になっていないのか、セリフを言っているようにしか聞こえないのがとても残念でした。

でも、セリフが棒読みなのはいいんです。そんなことはどうでもいい。
そうではなくて、こんな題材の舞台を演じるなら、本当に命を削るくらいの熱意で演じてほしいと思います。勝手な要望だけど。

泥で滑るなら転べばいい。転びながら、でも全力で泥の上を駆け抜ければいい。
舞台から去るときは、舞台袖で倒れてもいいから全力で駆け込んでほしい。
声が枯れるまで叫べばいいんです。
その瞬間を全力で演じるべきなんです。

ペース配分を考えて途中でチカラを抜くなっっ!!!!
たとえ連日の公演で疲れていたとしても、舞台から疾走してハケル途中、舞台袖で、観客からまだ見えているのに走りを緩めるなっ!!

……あ、ちょっとアツくなってしまいました…(//・_・//;)

1.7tの泥。
俳優たちにとって、あの敷き詰められた泥が、全てをさらけ出すのに一役も二役もかっていたのは間違いありません。もうなりふり構ってられないもん、足もと泥だから。

泥はそのまんまの気持ちを出しやすくしてくれるだろうし、俳優の中にそれだけの想いがあれば、とてつもない熱量の舞台が出来上がるはずなんです。
それは、演技の犢さ瓩筬犒亳貝瓩魴據垢板靴喞兇┐詆饌羸果となって観客の胸に届くに違いないのです。

しかし…だけど……。
本も演出もきっと面白いし、素晴らしいはずだけど、
十勇士の誰が死んでも「死んだんだ」ぐらいにしか思わない。
役の気持ちや起こっている壮絶な物語に感情移入ができない。
リアルに胸に響かない。
それがすごく残念でした。みんなスゴク頑張っているのが分かるだけに、とても残念でした。

そして、この芝居で最もリアルなのは、泥んこの土だなぁと感じました。
今はほとんどの土は舗装されて隠されてしまって、土に触れる機会ってあんまりないけど、戦国の時代から泥んこは変わりなく存在し続けているというリアルな感触だけが圧倒的なのです。
俳優たちはこの泥の存在感に負けているのかも知れません。
そう仕組んだ蜷川演出の眼目にも負けてしまっているのかな?
舞台は作家や演出家のためにあるのではありません。やっぱり狎賢瓩捻蕕犬詛侏イ里燭瓩砲△襪鵑任后そしてその俳優が生で対峙するお客さんのために。


「その内実を抱えることの淡い現在の青年たち」


蜷川幸雄は、出演する若き俳優たちをそう評しています。
たしかにその通りかもしれません。
だからこそ負けないでほしい。70を超えた老演出家のアジテーションなどに。
今回はまだまだ蜷川さんの方がエネルギッシュなんだと分かりました。
そしてこの芝居のチラシの宣伝文句にはこう書いてあります。

犇烈なる青春、ここにあり

本当に犇烈瓩頁量の芝居って、難しいんだと実感しました。

すみません、酷評過ぎて…。
でもボクも俳優です。言ったことは自分にも必ず還ってくるはず。
ボクも負けないように、頑張らないと! と気持ちが引き締まる公演になりました。
さいたまネクストシアターも、頑張れっ!!!


……なんか厳し過ぎるかな…きっと全部、越光さんのせいです(笑)

だって、あまりにも情感たっぷりに語るんだもん。
真田風雲録、観る前のイメージでもうスゴイ気がしてたよ。

ぜひ、越光さん、いつかこの作品、演出してくださいね。

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シアタートップス
ついに閉館してしまいました。
THEATER/TOPS(シアタートップス)。

新宿駅を出て、アルタを越えた先、紀伊国屋書店の手前に、ビル「トップス・ハウス」はあります。

客席数は150。演劇を観るには、ちょうど良い劇場でした。
「東京サンシャインボーイズ」「自転車キンクリーツカンパニー」「カクスコ」「劇団M.O.P」「ナイロン100℃」「惑星ピスタチオ」など、幾度となく足を運んだ劇場。

シアタートップス

このビルの4階。
ボクは8階のカフェ「ユイット」が大好きでした。
ここでお茶を飲んでから、脇のエレベーターを下って4階へっ。

最後の文化祭 

ベニサン・ピットもなlくなって、新宿コマ劇場も、シアターアプルも
閉館して。

なんだか、東京の演劇シーンが変わっていくのを感じます。
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